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防災グッズ、乾電池の選び方

Battery

防災グッズに欠かせない物のひとつに乾電池がありますが、色々な種類やサイズがあったりでどれを選んで備蓄しておけば良いのか迷うかも知れません。
そこで、今回は、震災の体験を交えながら、電池の選び方を考えてみたいと思います。

主な電池の種類、特長

アルカリ電池 大きな電流を流せて、持ちも良いしパワフル。使用期限5~10年程度 単価(低)

マンガン電池 アルカリ電池に比べると容量が少ないが、休ませながら使用すると出力が回復する。使用期限2~3年程度 単価(低)

ニッケル水素充電池 安定して大きな電流を供給可能、充電、放電可能で繰り返し使用可。単価(高)

リチウム電池 軽量で大電流、大容量、劣化も少なく長持ちする。使用期限 長いもので15年 単価(高)

それぞれこのような特徴があります。
これを見るとリチウム電池を買えばよいと思うかも知れませんが、リチウム電池は値段が結構高いんですよね~。
やはり、値段と使用期限(保存期間)の観点から、アルカリ電池がよさそうですね、10年持てば十分ですし!
充電できるニッケル水素充電池と充電器も持っていれば、現在の大体の車はACコンセントがあるので、車で移動中に充電したりも出来ますね。しかし、実際災害が起きると燃料不足になり車での移動ってのは限られるのも事実です。

 

電池のサイズはどうするか?

互換性の観点から考えると単三電池

一般的な機器は単一、単二、単三のいずれかの場合が多いですが、その中でも、一般的な家庭では単三を使用する機器が圧倒的に多いと思います。
携帯ラジオ、非常用携帯電話充電器、小型の懐中電灯、リモコン、おもちゃ、電動灯油ポンプ、その他多数。
これは何を意味するかというと、これらは全て互換できる物も多いということです。
つまり、防災グッズも単三電池を使用する機器で統一しておけば、いざという時に必要のないおもちゃ、リモコンから電池を外して使用することが出来きます。
実際に東日本大震災の発生初期時には、スーパー、コンビニで真っ先に無くなった電池が単三でした。
それぐらい需要が多いのだと思います。
(震災の時は単一、単二、単三、単四までは基本的に売り切れ、売れ残っているのは9Vの四角い電池や、ボタン電池でした)
また単三電池の利点は変換アダプターを使えば単一、単二の機器にも使用可能なところです。
※変換アダプターは安く売っています。
しかしその逆はどうでしょう?無理ですよね。
単三を使う機器に単一、単二は入りません!
単一、単二では出来ないことが単三では可能なんです。
電池の場合、大は小を兼ねることが出来ないのです。
このようなことから、電池の備蓄は単三が向いてるのではないかと思います。
と同時に、防災グッズの電気機器も単三電池を使用する物に統一することが重要ですね!

各家庭によって必ずしも単三乾電池が多く使われているわけではないので、身の回りの電池を使う機器を見てみると良いと思います。
家族で防災グッズの懐中電灯、ラジオ等の機器を買う際にも、全ての機器の電池サイズを統一しておくと、いざって時に互換できて凄く助かると思いますよ~!
備蓄する電池のサイズも一種類で済むのもグッド!

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