防災グッズの定番リストにもあるマスクですが、実際被災地でもマスクは非常に役立ちました。
だいたいマスクと聞くと、病気の蔓延を防ぐ事を思い浮かべます。確かにそうです。
避難所には大勢の人がいますし、風邪をひている人も必ずといって良いほどいますからね。
東日本大震災のときは海水に浸かりながらも非難してきた人も大勢いたので特にそうでした。
しかしマスクの必要性はそれだけではなかった!
被災地は津波による家屋の倒壊などで瓦礫の山となっています。
瓦礫には人体に影響があるとされる、アスベストが混じっているかも知れないし、その他、得たいの知れない物も混じってるかもしれません。
実際私も被災爆心地を何度も歩きましたが、今まで嗅いだ事の無い悪臭ってのも何度も嗅ぎましたね。油臭かったり、海産物が腐敗した匂い、鼻がもげそうになる臭いもありました。
沿岸部の平地は建物が殆ど倒壊していて、風が吹いてる事が常ですので埃の巻上げも凄かったです。
被災してから暫くは、外出する際、特に被災したエリアを歩く際にはマスクは必要不可欠でした。
マスク無しで出歩くと、喉が痛くなったり、悪臭で具合を悪くします。
防塵マスクを持っていれば良かったのかも知れませんが、簡易的なフェイスマスクでも無いよりはましでした。
上記画像は震災の時、物資で頂いた物です。
本当に助かりました。
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