セイコーのダイバーズウォッチスキューバ200m「SCUBA 200M/7N35-6000」のベゼルが完全に固着し、回らなくなってしまっていたので修理してみました。
この腕時計は古いもの(90年代)ですので、ベゼルの隙間からほこりや汚れが侵入して、しまいには固着したんだと思います。
最悪は経年劣化でベゼルのパッキンがすっかり駄目になっているかも知れませんね。
とりあえずダメもとでちょっと修理を試みました!!!
シリコンスプレーを使用
修理といっても大した作業ではありません(笑)このように、ベゼルの隙間にコジアケ工具を突っ込み!隙間が広がったところにシリコンスプレーを噴射する作戦です!
ここの隙間にシリコンスプレーを注入します!コジアケ工具を使うと結構隙間が広がりますね!
クレ556じゃダメなのか?!
ベゼルと本体の間にはもしかするとゴムパッキン(Oリング)が使用されているかもしれません(←未確認)だとすると石油系溶剤を使用した潤滑スプレーはパッキンの劣化に繋がります!ですので念のため水溶性でパッキンなどのゴム素材にやさしいシリコンスプレーがよいと思います!用途も多いですし!
4隅に噴射
コジアケで隙間を作り、シリコンスプレーを噴射!シリコンスプレーがベゼルの全周に行き届くように、4隅同じように隙間から噴射してみました!
効果は
シリコンスプレーをベゼル全周に噴射した結果・・・固着して回らなかったベゼルがクルクル、シュルシュル!!!ばっちり回るようになりました!!!
使用した物
という事で、セイコーのダイバーズウォッチでベゼルが回らなくなったら、シリコンスプレーを使用することで、もしかすると修理可能ですね!!運がよければ直ります。
何より分解しなくても直せるのがよいと思います!しかし、完璧に修理するには分解が必須だと思います。暇があればそのうちチャレンジしてみます。
今回使用した物は、シリコンスプレーとコジアケ工具のみです!いずれも結構安いです。
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