ワイアード WIRED W570-0AD0 デジタルクォーツ 電池種類・交換方法
ワイアード(WIRED)デジタルクォーツ腕時計(W570-0AD0)のELバックライトが点灯しなくなったのでとりあえず電池交換してみることにしました。
電池交換で直ると良いのですが、果たしてどうか!?
分解方法
この腕時計の裏蓋はネジで固定するタイプではなくはめ込みタイプです。裏ブタの隙間からこじあけ工具を使ってふたを開ける必要があります。その際邪魔になるベルト類を外します。

ベルトを外す
まずはここのベルト分解します。ここはバネ棒ですので、バネ棒外しを使って押すことで外せます。
外した状態がこちらになります。

お次はこの部分を外しますが、ここはバネ棒ではなく、押し込みの「ピン」で固定されています。

はずし方は簡単で、固定ピンの「凹」側をバネ棒外しの丸い方を使って押すだけです。どちらが凹側、凸側なのかは、よ~く見るとわかると思います。

外した状態をみると分かりやすいですね!左の小さなピンが「凹」側ですね!

次にここのバネ棒をはずします。ここはバネ棒外しよりも、精密ドライバーのマイナスを使ったほうが容易に外せますね。

ベルト類が外れて、裏ブタ外し工具が使えるようになりました!

裏ブタの開け方
裏ブタを開けるにはこの部分にこじあけ工具をセットして、突いて(押して)はずします。無理に捻ったりすると裏ブタや時計本体に傷をつけてしまう恐れがあるので注意です!あくまでも突くイメージです!
パッカ~ンと、無事裏ブタが開きました!

電池の取り外し
電池を取り外すにはここのロック金具を解除する必要があります。一度ムーブメントを取り出したほうが楽ですね。
金具をマイナスドライバーでこじるとロックが外せます。

外れるとこの状態。あとは電池を取り出すのみです!

電池の種類・型番
ワイアード WIRED W570-0AD0に使用されていた電池はCR2012でした!このサイズは100均ダイソーで取扱ってないので別ルートからの入手になります。
もちろんAmazonでも売ってますが

リセット方法・場所
リセット方法と場所はシールに記載されています。
基盤のACとなっているところと赤丸で囲んだ金属部をピンセット等を使って短絡(ショート)させることでリセットできます。

パッキン交換
裏ブタのOリング(パッキン)が劣化していたので交換することにしました。防水性能を維持するためにも、パッキンは交換したほうが無難です。今回使ったサイズは「30.0×0.7」!アマゾンでパッキンセット買っててよかった♪
組立
組立は逆手順で組んでいくだけとなりますが、固定ピンでベルトを止めているところはコツが必要です。
まずは固定ピンの凹側と凸側をこのようにセット。

凹側(左)をおさえる適当な工具と凸側(右)を押す工具を準備。

あとはこんな感じで、左を固定して、右から押すだけです。左は筒状なので外れないように上手くおさえます。

するとこのようにバシッとピンが固定されます!

動作チェック
電池交換作業終えてバックライト点灯チェック!点灯しました!やはり電池が少なくなってたんですね~!
電池も新品、パッキンも新品!気分上場です(笑)

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