もうすぐ4月!暖かくなってきました~。登山、アウトドアシーズン到来ですね~!
そこで今回は登山、アウトドアで人気の水筒ナルゲンボトル(nalgene-bottle)を冷凍(凍らせる)する際の注意点、方法を検証してみます。
その前にナルゲンボトルは冷凍可能なのかってことなのですが、本体の耐冷温度はマイナス20度、キャップは0度となっています。
ボトル本体は余裕で大丈夫みたいですがキャップはちょっと微妙。しかしキャップも質感的に恐らく大丈夫だと予想できます。詳しくは実験結果で!!
ナルゲンボトル冷凍の注意点
ナルゲンボトルに限らず、ペットボトル等も同じ事が言えますが、これらを冷凍する際には凍結時の水の膨張率を知る必要があります。水を冷凍すると体積が増えますので。
冷凍時、水の膨張率はおよそ1.1倍
冷凍時、水の膨張率はおよそ1.1倍とされています。容器満タンに水を入れて冷凍すると溢れますね!なので冷凍する際はこの膨張率分を差し引いた量の水を入れなければなりません。
数式はボトルの最大容量×10/11になります。
今回の実験の場合1000mlのナルゲンボトルを使用しています。
上の計算式に当てはめると1000×10/11=909 になります。
909mlの水を入れて冷凍すると膨張率分で(909×1.1=999.9)冷凍後およそ1000mlの体積になる計算です!
冷凍するときはキャップを外す
これもナルゲンボトルに限らず、普通のペットボトルでも同じ事が言えますが、冷凍する際はキャップを外して冷凍したほうが無難です。キャップを締めてしまうと、凍結時、膨張する水のせいで残った空間(空気)に圧力がかかりキャップや容器が破損、変形する恐れがあるからです。
これは入れる水の量によりかかる圧力は変わる(ボイル・シャルルの法則)と思われますが安全策でキャップは外したほうが良いですね
ペットボトルを使用して冷凍するのであれば、8分目位まで水を入れ、ペットボトルを潰して残りの2割分の空気の層を無くした状態でキャップを閉めればキャップを付けたまま冷凍しても大丈夫かもしれないです。ナルゲンは硬質なボトルなので潰すことができないので蓋は外して冷凍がよいかと。
ナルゲンボトル冷凍実験開始!
ボトルの最大容量から膨張率分差し引いた約900ミリリットルまで水を入れる。
衛生面を考慮する場合、キャップを閉める代わりにビニール袋を被せて輪ゴムでとめるなどすればOK。サランラップだと冷凍後パキパキになる恐れがあるので、ちょい厚手のビニール袋推奨。
次の日。冷凍庫を開けてみると完全に凍った模様!気になる膨張具合は!?
実験結果
凍結後のボトルの変形、蓋の変形、破損は一切ありませんでした。キャップを閉めず、入れる水の量を間違わなければナルゲンボトルを冷凍するのは問題ないようです。キャップの耐冷温度は0度ですが余裕な感じです!
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