日本人でありながら、日章旗と旭日旗を混同、もしくは勘違いした認識を持っている人が多いそうです。
よく、日章旗カラーなんていうとこのようなカラーリングだと思う人がいるみたいですが正式には間違い。日章旗とは日の丸のことです。
そこで今回は日章旗と旭日旗についてちょっとばかし調べてみました。
日章旗(にっしょうき)とは
日本の国旗で、法律上は日章旗と呼ばれ、一般的に日の丸(ひのまる)と呼ばれる旗のことです。
法律上(国旗国歌法)の規定で旗の形は縦が横の3分の2の長方形。日章の直径は縦の5分の3で中心は旗の中心。色地は白色、日章は紅色とされている。また、上下・左右対称で方向性はとくにない。
旭日旗(きょくじつき)とは
日章旗に旭光(朝日の光り)を模した旗のことで、1870年に大日本帝国陸軍の軍旗として考案・採用されたもの。1889年には、大日本帝国海軍にも軍艦旗として採用されている。また、第二次世界大戦後は、1954年の自衛隊の発足に伴い陸上自衛隊でも自衛隊旗、海上自衛隊で自衛艦旗として採用されている。光線(朝日の光の数)が16条のもの(十六条旭日旗)が一般的に知られていますが、他にも数種類の旭日旗があります。
なぜ、16条の旭日旗が一般的なのかという詳細は不明ですが、天皇家の家紋となっている菊の花弁が16枚だからという説がある。
天皇の行幸(いろんなところに出向く)などのときに使用される天皇旗。菊の花弁は16枚ですね。
日章が左寄りの旭日旗
旭日旗の中に、このように左側に日の丸が寄っているものを見かけます。これは軍艦旗となっており、旧日本海軍や海上自衛隊の軍艦の船尾などに掲げて国籍を示す旗です。
たかが旗、されど旗
2014年3月24日、内閣府による世論調査によると愛国心が強いと答えた人(非常に強い・どちらかといえば強いの合計)は約55%らしく、お世辞にも日本は愛国心がある人が多いとはいえない国です。ですが、最低限自国の国旗、日の丸の事ぐらいは知っておきたいですね。まずはそこからです!
コメント
コメント一覧 (3件)
旭日旗は太平洋戦争前から使われており戦時に考案されたものではありません
↑1870年は太平洋戦争前でしょ。
旭日旗が戦犯旗なら、日章旗もドイツ国旗も戦犯旗になるのじゃないのかね。