ジャンク品のジーショック「G-COOL GT-000」を手に入れたので分解掃除、電池交換してみました。
ジャンク理由としては、動作未確認、使用感、汚れがあるとのこと。
このように、液晶も消えてますが、電池交換で復活するかどうか!?
バックルの取り外し
早速時計を分解していきます。まずはバックルを外します!ここはバネ棒を「バネ棒外し」で押すだけで簡単に外せます!
裏蓋外し
裏蓋を外すために2つ付いているプロテクターみたいなやつをビスを外して取り外します。
ビスの山に適したサイズのプラスドラバーで、ビスに押す力を加えながら左に回して緩めます。
ビスを4本外すと裏蓋が「パッカ~ン」と外せます。裏蓋が固着している時は「コジ明け」があると便利です。
搭載電池の種類確認
電池を固定している金具のロックを外して、電池を取り出しました。G-COOL GT-000に搭載されている電池は「CR2016」でした。因みにこの形式のボタン電池はダイソーで買えるものですのでラッキー♪
ムーブメントの取り外し・ケース分解
一つ一つのパーツを見ると、汚れが目立ちますね。一旦この状態で電池交換作業へ移行!
新しい電池を入れてみたらば・・・
近所に100円ショップダイソーがあるので、電池を超絶即効購入してきました!「CR2016」は2つで108円でしたので、一個54円です(安)
因みに電池のメーカーは三菱、生産国は「インドネシア」でした。
電池をいれたら、液晶が表示され、稼動し始めました!一安心!でも表示がおかしく「OPEN」ってなってます。
経験上、そんな時はリセットかければ直ります、たぶん。この機種はACと電池の+面を短絡(導通)させるとリセットとなります。案の定、リセットかけたら「OPEN」の表示が消え、曜日が表示されました。
各パーツの洗浄
水(お湯)で丸洗い可能と思われるパーツを洗剤、古い歯ブラシを使い洗います。
洗剤&歯ブラシで念入りに掃除しても、黄ばんだパーツは元の色には戻りませんね。
約10分後、、、黄ばみは全く変わらず!はい、時間の無駄でした(笑)
裏蓋の掃除・磨き
気を取り直して今度は裏蓋の掃除!この状態からピカピカに仕上げますよ!
裏蓋磨きに使うケミカルはいつもの「ピカール」と「ブルーマジック」です。最初にコンパウンド配合のピカールで磨き、ブルーマジックで仕上げるのがコツ。
手で磨くの面倒な方は、電動ツールと「青棒」の組み合わせがお奨めです。疲れませんからね!
実は僕も電動ツール青棒も所持してますが、今回は手作業で「シコシコ」ひたすら磨き上げました。こちらが磨き上げた裏蓋です。これだけ艶でれば満足です。
組立作業
洗ったパーツをエアーコンプレッサーでエアーブロー(水切り)後、完全に乾いたのを確認して組立開始です。
裏蓋パッキンはリサイクルして使う事にしましたが、本当は新品に替えたほうが良いですね。気休めにゴムパッキンにシリコングリス塗っておきました。
全ての組み立てが完了しました!見事ジャンク品だったジーショック「G-COOL」は使える腕時計に復活です!
動作チェック、ELバックライトの点灯もばっちりです!ですが、ベルトの劣化が酷いようなので、代用できそうなベルトがあったら交換したいところ・・・ま、もともとジャンク品のジーショックなので、その辺は妥協してもよいですね♪
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