前回セイコーのダイバーズウォッチスキューバ「SCUBA 200M/7N35-6000」のベゼルが固着して回らなくなったのを修理しました!
が、やっぱりベゼルを取り外してしっかり掃除して組み直すことにしました~!
ところで、ベゼルの外し方が分りません・・・
でも安心してくださいネット調べました!後は実践あるのみ!壊れたらどうするか!?そのときはその時で(笑)
ベゼルの外し方
この腕時計「SCUBA 200M/7N35-6000」のベゼルはコジアケ工具でベゼル全体を文字通り「コジル」ことで取り外せるようです。
では実際にベゼルを外してみたいと思いますが、その前にコジアケ工具に一工夫。セロハンテープを貼って時計本体や、ベゼルに傷がつきにくくしておきました。
早速ベゼルの隙間にコジアケ工具を挿入してコジッてみました。しかし、コジアケ工具を抜くと隙間が直ぐ無くなりました・・・更に強めにコジッてみると、ベゼルの隙間が開いたままに!
ベゼルの一箇所に隙間ができたら反対側にコジアケを挿してコジります!
すると、パコッとベゼルが取れました!!!ベゼルは結構きつめに取り付けられていたようで、ちょいと苦戦しましたが、何とか外れました!
汚れが凄いことに
ベゼルを外したら本体に付着した汚れがこんにちは!これはベゼルの動きも渋くなるわけだ。納得!
更にベゼルパーツをはずして行きます!このステンレスのバネはベゼルの逆回転防止と、回したときのクリック音を出すものだと思われます。これも汚れてますね。
ベゼルの内側にはゴムパッキンも付いていました。溝にはまってる感じですね。
ベゼル周りのパーツ一覧
ベゼル周りのパーツを全て取り外しました。バネリング、ベゼル、ゴムパッキンで構成されていました。
綺麗に洗浄
分解したからには綺麗にお掃除してから組みなおしたいですよね!
水洗いを終えたパーツ達。ゴムパッキン(Oリング)は劣化していたら新品に交換予定でしたが、思いのほか綺麗だったのでそのまま使用します。
仕上げ工程!?
水洗いだけでは落ち切れなかった隙間に入り込んだ汚れを超音波洗浄器を使って落とします。洗剤混ぜて3分洗浄!やっぱ汚れが残っていたようで、水が直ぐに濁りました。※本体以外。
超音波洗浄器でベゼル周りのパーツを洗浄している間、本体ケースをブルーマジックで磨いてました。艶々です!
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ここまでやれば後は組み込むだけ!全パーツ綺麗で精神衛生上よろしい(笑)
ベゼルの取り付け方
ベゼルを本体に取り付ける作業に入ります!まずはベゼルにゴムパッキンを取り付けますが、パッキンにシリコングリスを塗布します。
ゴムパッキンをベゼルの溝にしっかりはめ込みます。しっかりはまり込んでないと、ベゼルを本体に取り付ける際パッキンが損傷すのでしっかり確認!
バネリングを本体に取り付けます。本体に穴が開いており、入るようにしか入らない構造になっています。
本体の溝にシリコンスプレーを噴射!カジリ防止のため他のケミカルをスプレーしたくなりますが、ゴムパッキンにやさしいシリコンスプレーにしておきました。
水平に入れる(ハメル)
いよいよ最後の工程!ベゼルのはめ込み!はめ込みは本体にベゼルを水平ににセットし、均等に押し込みます。均一に入れてやらないと、はまりませんし、最悪ベゼルが本体にカジり、取り返しが付かないことになります。
水平、均等にはめ込むのはコツが必要ですが、自分の場合、このように硬いテーブルに時計を逆さまにセットし、体重をかけて裏から押し込んでやりました。するとパチンと音を立てながらしっかりベゼルがはまりました!SEIKOだけに成功です!
ベゼル掃除も定期的に!
当然ですが、ベゼルの周り具合も最高です!以上、「SEIKO SCUBA 200M/7N35-6000」のベゼルの取り外し方からお掃除までのレポートでした!DIYでベゼル取り外しにチャレンジする方々の参考になれば幸いです。
コメント
コメント一覧 (3件)
参考になりました。
私のすスキューバのベゼルも無事復活しました。
ありがとうございました。
メルカリで騙されたダイバー磨きました、ムーブメントが死んでるんですけどね
ヤフオクで先日落札したベゼルの回りが固いものの修理に
参考にします。ありがとうございます。