スントベクター レンズ(風防)の傷を簡単に消す方法
登山アウトドアで定番、人気のスントベクター(Suunto-Vector)レッドをネットにて格安で入手!現在は販売終了していて、中古でもなかなかの値段で売られていますよね!
でも、安い物にはそれなりの理由があるものです!全体的な状態はかなりよいのですが、電池切れ、さらにレンズ(風防)に傷がありました!
電池交換名は簡単ですし、ベルト、ベゼルの状態は良好なので、レンズの傷さえなければという一品ですね!
さてはどうするか!?傷を消せばいいのです!ということで、我流ではありますが、レンズの傷を消す作業をしてみたいと思います。

分解
レンズの傷を消すための段取り。邪魔になるパーツは外します。まずはベルトですが、ベルトの外し方は過去記事のこちらをご覧くださいませ!
想定外の事態
ベルトをはずして次は本体分解し風防を取り外す予定が・・・まさかの特殊工具必要なビス!前にスントレガッタを分解したときはここのビスプラスビスだったはず。しかし、このスントベクターはトルクスビット!(ヘックスと呼んだりもする)マイナスドライバーで外せない事もないですが、僕の手持ちのセットではちょうどよいサイズがありませんでした。

ということで、今回は風防は外さず、ここまでの分解のみでレンズを綺麗にする作戦に切り替えました。これを緩めるには細いサイズのトルクスレンチ【参考Amazon】

マスキング(養生)
ベゼルをマスキングテープでマスキングします!今回はコンパウンドでレンズを磨いてみるので、溶剤系のコンパウンド液がベゼルの数字に付着して文字が消えるのを防ぐためです。
マスキングテープでフェイスをすっかり囲み、密着させます。

磨く面のマスキングテープを切り取ります。

ピカールの出番
やっと研磨作業に入ります!今回使用するケミカルは金属磨きの定番、ピカール。ピカールにはコンパウンド粒子が入っていますので、スントベクターのアクリルレンズの浅い傷なら余裕で消えるはずです!

キッチンペーパーにピカールを少量つけて、ひたすらシコシコ磨く!ちり紙、ティッシュでも大丈夫ですが、キッチンペーパーは毛羽立ちも少なく丈夫です。

乾拭きして。はい、ピカールの効果はこれくらいです。これでも十分綺麗ですね!

ミクロンコンパウンドで仕上げ
ピカールだけでも十分ですが、更なる仕上がりを求めて、粒子の細かいミクロンコンパウンドで仕上げ!このコンパウンドは車磨きで使っているものを流用。

ピカール同様、少量つけて磨く磨く!!!そして乾拭き。

ピカール、ミクロンコンパウンド研磨の二工程を終えたスントベクターのレンズ(アクリル製)。はたしてどれくらい傷が消えたか!?

ピカールだけで十分綺麗!?
こちらが傷消し作業後の拡大画像!研磨前よりかなり傷が目立たなくなっています!というより、ほぼ見えないくらい綺麗に!ということで、スントベクターの風防の傷でお悩みの方。ちょっとした傷ならピカールだけあればかなり綺麗になりますので、お試しあれ!
ただ、ベゼルの文字はピカールが付着すると割りと簡単に消える可能性があるので、マスキングぐらいはした方がよいと思います。
ピカール価格相場
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