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東日本大震災体験記⑦ 震災後の燃料事情

nennryou

震災直後、入手困難になった物の中に燃料があります。

各ガソリンスタンドは停電したり、被災してたりとかで地元では全く手に入りませんでした。
遠く離れたところでも、ガソリンスタンドに長蛇の列を作っていたりしました。
しかも、1台当たり10リッターまでとか、1000円分とかの制限付でした。
震災後はこのような現象も起きるので、やはり普段から燃料計の半分を切ったら給油しておくのが無難ですね。
当時私は、満タン状態でしたので、やはり安心感あります。
それで、この燃料入手困難状態がいつまで続いたかというと震災発生から2週間位だったと思います。
最初は給油量制限ありましたが、徐々になくなっていきました。
またこの燃料入手で気付いた事があります。
それは、ディーゼル(軽油)車を持っていると、ガソリン車よりも入手が比較的楽ということです。
やはりユーザーの多くがガソリン車を所持していますので、ガソリンは直ぐに底をつくのでしょう。
私が当時乗っていたトラックは軽油でしたので、給油制限量が多かったり、色々と特典がありました。
それと知り合いの大型トラックから分けて貰ったりも出来ましたので、ディーゼル車は災害時強いのかも知れません。
震災直後、被災した車両からガソリンを抜く人たちも結構いましたが、ガソリンは極めて危険なのでやめたほがよいです。

※ディーゼル車の燃料に灯油を混ぜるという裏技もありますがお勧めできません。当時実際にやって、噴射ポンプが壊れた人がいました。
あとその行為は脱税に当たります。(って震災当時私も少量混ぜました( TДT))

灯油に関してはガソリンほど供給が遅れた記憶が無いですが、1~2週間は制限付きだったと思います。
普段はガソリン、灯油給油に困ることは殆どありませんが、震災発生するとかなり貴重になります。
普段から低燃費運転、早めの給油をこころがける必要がありますね。

今回の教訓
●災害時、ディーゼル(軽油)はガソリンほど入手困難ではない
●ハイブリットカーは重宝する
●震災直後は車を使わず、なるべく歩くか自転車

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