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東日本大震災体験記⑱ 被災地のお墓

ohaka

被災すると気になるのが先祖のお墓です。
沿岸部だと津波、高台にあったとしても地震が大きかったのでどうなっているものか。
先ず沿岸部にある津波の被害を受けたお墓ですが、はっきり言って酷いです。
あの重い墓石がバラバラで原型をとどめていません、何とか残っているのが骨堂ですが、中にあるはずの遺骨は津波により流失。
お墓の竿も同じ苗字の方々が多いと、どれが自分の先祖のものなのかも分からない、法名碑も割れたりしていて探すのが大変。
あの光景には驚愕しました。
次は津波の被害を間逃れた高台にあるお墓ですが、これは地盤、断層の関係により全然ちがいました。
同じ地域にも関わらず、被害状況がまるで違います。
全くお墓がずれてないところもあれば、お墓の竿、法名碑、外柵がバラバラなところもありましたね。
特に古いお墓は耐震設計されていないので、被害が目立っていました。
最新のお墓は竿、法名碑、外柵にホゾが彫ってあるので地震にもある程度強いみたいです。
お墓がガタガタになると素人ではどうにもこうにもなりませんので、石材店に頼むしかないです。
被災者にとって、家の再建だけではなく、このようなことにもお金がかかってしまいます。
地震、津波がもたらす影響は色んなところに出てきます。
幸い私の先祖の墓はちょっと竿がずれてる程度でした。

今回の教訓
●被災地ではお墓が壊れてる可能性高い
●被災者は家の再建だけでなく、お墓の修理にもお金がかかる

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