避難生活で大変だったのが水の確保です。
震災2日目位まで水道は使えたが徐々に出る量が減っていき、最後は完全断水。
今後震災や災害に遭遇した方で津波などの心配がない場所に限りますが、事態がおきた直後に水道の水を風呂や鍋、ポリタンク等にためておく事をおすすめします。
その後役立つはずです。
水の恩恵は計り知れない、食事、飲料、洗濯、うがい、手洗い、トイレを流す、風呂、用途を考えてみると幾らでも出てくる。
それぐらい大事だと思います。
結局断水になり一滴も出なくなってしまった水道。
学校や公民館などの水道は出ていましたが、タンクに貯めていたもので飲料としては適さないと言われた。
そんななか、給水車が実家近くの指定された場所に定期的に来るようになりました。
震災から2.3日位だと思います。早いですよね。
ホント日本って凄い国なんだなと痛感。
給水車が来るところまでは、徒歩で5分位の場所です。
貰える量は特に決まってなかったので、ポリタンクや、空のペットボトルを持って行くわけですが、水ってかなり重いので、一輪車やキャリアを持ってると便利でした。
※容器を持ってない人は適当なゴミ箱みたいな箱にビニールを被せて水をいれていました。
水の確保には大変な思いをしましたが、後に自分が住む町の山間のほうの家では断水していなかった事が判明しました。
水道が別配管だったのでしょうか!?次なんか起きたら生かします。
また、飲める湧き水があるポイントとかも知っておくと役立つので、普段から意識しておくとよいと思います。
大量の水を使うものに洗濯がありますが、今回の震災では川で行っていました。
これは私たちだけではなく、皆さんやっていた事でした。
※冬に川で洗濯する場合、水がとてつもなく冷たいのでここでもゴム手袋必須です!
学校が避難所になっていたところでは、プールの水を使っていたところもありましたね。
非難生活をして、水の本当の大切さが分かりました。
普段、蛇口を捻れば幾らでも出てくる水が全く出なくなって初めて知りました。
今回の教訓
●水の重要性
●公共施設の水道は民家が断水していても水が出るが飲めない場合がある
●給水地からの運搬に一輪車やキャリヤが役立った
●歩くことが困難な年配者だけの家庭ではどうやって水を確保していたのか?
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